西国美濃三十三観音その1

出発2007年9月5日(水曜日)午前10時

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2リットルのペットボトルをくくりつけ、
AM10:00 お寺めぐりには遅い出発です。
三十三観音用の地図も無いのでとりあえず、
鵜沼から美濃加茂方面へ向かいます。

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いつもの、、、

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自宅から犬山市内を抜け鵜沼から美濃加茂方面に向かう通りがかりに、「宝積寺」バス停を見つけました。

宝積寺バス停

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名鉄系 岐阜バス

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各務原市営の福祉バス

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2時間に1本。福祉バスと交互に
運行しているみたいです。

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「各務原市鵜沼宝積寺」は地名です。

この付近に宝積寺は存在しません

あったのは貞照寺です。
日本の女優の祖 川上貞奴が、晩年に私財を投じ完成させたお寺で、芸事成就を願う人たちが訪れまるお寺だそうです。

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貞照寺 

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東海三十六不動尊第三十礼所
観音礼所ではではありません。

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昭和初期の作とは思えないですね。

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筆頭 市川団十郎!

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そうそうたる、、面々

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殿(しんがり) 坂東英二!

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観音さんかも?
(福沢桃介が建設したらしい)

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こまひつじ?ひだり

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こまひつじ?みぎ

日本ラインロマンチック街道 

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突然の終点行き止まり。
西の始点。

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階段を、自転車を担いで
国道に下りました。

日本ラインロマンチック街道
木曽川堤防上遊歩道が続きます。

猿啄城(さるばみじょう)付近から
始まり(終わり?)ますが、
国道からは階段しかありません。;
上記リンク先に「サイクリングもできます」と
ありますが、あまり自転車には
やさしくありません。

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ロマンチック街道途中にある太田宿中山道会館で昼食600円(コーヒーつき750円)。
昼食後、併設の観光案内カウンターで「宝積寺」を尋ねるも、ご存知無かった。

22番萬尺寺 

観光案内ファイルを開き西国美濃33箇所の
お寺22番萬尺寺を教えてもらいました。
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中濃八十八ヶ所というのもある模様。

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中部四十九薬師霊場というのもあるようです。

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それだけ由緒あるお寺ということですが、
縁起や由緒は、よく分かりません。

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三十三観音の幟

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場所は美濃加茂市役所のすぐ横ですが、
宝くじの店 平川たばこ店の前といったほうが、
分かりやすいかも。

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おまいり後、納経をお願いしましたが、
こちらには納経帳が無いそうで、
27番祐泉寺を教えていただきました。

27番祐泉寺

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22番から27番なのでビビリましたが300mほど
先ほど昼食をした太田宿中山道会館のすぐ近くでした。

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通ったときに気になりましたが、教えていただいたお寺とは違うので、通過してしまいました。

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目印の幟が境内にあり、
街道筋には出てなかったので、、、

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観音様らしくない像

この27番祐泉寺でやっと
納経帳(500円+納経料100円)と、
地図(無料)を手に入れ、
22番万尺寺に戻り
納経していただきました。

でも、宝積寺は隣町のお寺ですから、
仕方が無いですが、
「三十三観音めぐりをしたい」と
観光案内所で尋ねているのに
すぐ近くのお寺も紹介できないのでは
観光案内にならないですね。

HPには
太田宿中山道会館のご案内
「太田宿をめぐる旅はここから始まります。」

と書いてありますが、そこで聞いても分からないということは、よほど三十三観音めぐりは
マイナーなのでしょうね。

29番 小山寺 小山観音 

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飛騨川の木曽川への合流点のやや上流。
川の中の島に小山観音があります。
「こやまかんのん」です。

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鵜飼舟のようです。
このあたりでも鵜飼があるのかな?
単なる屋形船かも。

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こやまかんのん

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西国(美濃ではない)三十三観音のお砂踏み?

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大師堂


;大師堂を示す矢印にしたがって本堂を廻りましたが、それらしい建物が見当たりません。
休憩していた方に尋ねたら、休憩所内の棚を指差して教えてくれました。

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納経は、島の小山観音(こやまかんのん)
ではなく、対岸の小山寺でいただきます。

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29番 小山寺
「こやまじ」ではなく「しょうさんじ」です。

小山寺「しょうさんじ」

読み方は「焼山寺」といっしょですね。;

31番徳雲寺

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目印の幟です。

子安観音

すいません幟と入り口は写真撮りましたが、

納経してくれた尼僧さんに見とれていて

本堂など撮り忘れました。

33番 新長谷寺 吉田観音 

関市内で通りがかりのばさまに
「しんはせでら」知りませんか?と聞いたところ
「?」の表情。近くのはずだけどと思いつつ
「よしだかんのん」ですが、とさらに聞くと
「ああ、観音さんか。すぐそこじゃ」とのこと。

不思議に思いつつ門前に立ってみたら、
「シンチョウコクジ」「キッタカンノン」だそうです。なるほど。不勉強ですいません。

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庭からの写真はOKとホームページにあった
ので、写真はすべて境外から撮りました。

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美濃のお寺では珍しく山門、三重塔、鐘楼、手水場(金網でかこってあり使用不可)、灯明立て、線香立て、有料トイレまでそろった立派なお寺です。

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本堂の前と中に賽銭箱があり、両方にお賽銭を入れ、おまいりしようとしたら、本堂脇にいたお坊さんに「おまいりされるときは、かぶりものはとりなさい」と言われてしまいました。大型のヒノキ笠ですが、やはり軒先でお参りするときはかまわないと思いますが、本堂に入れば外すのがよろしいようですね。

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お坊さんいわく、「仏様のご利益(?)はおでこから入ってくる」からだそうですがi(い) のおでこにはご利益はなく、薄くなる一方。ご利益で無く「ご威光」だったかも?最近難聴ぎみ。

21番 宝積寺

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三十三観音の幟はありません。

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寶積禅寺ですが、 なにか?

07-09-05_16-37_00.jpg寶積禅寺=宝積寺?
ちょっと心配ですが、、

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張り紙があり、美濃西国三十三観音21番の
朱印が置いてありました。

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お寺の前の国道21号線にある看板は、
「坂祝駅→」です。

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この石碑が国道に向かって建ってますが、
進行方向には無いので、気が付きません。

行きに通りがかったときには、
気が付かずに通過してしまいました。

東海百観音 美濃西国 三十三観音霊場
公式サイト 巡拝案内
 のお奨めコース
犬山コースの最初のお寺ですから、
もう少し案内表示があってもよろしいかと
思います。

無人ぽい感じで、
納経帳も入手できそうに無く、
ご朱印も自分で押し、
朱肉の缶の上に100円置いてきました。

鵜沼の宝積寺町でお尋ねした
婦人のお話では、
もともと、この地にあったお寺が、
美濃加茂のほうへ引っ越したそうです。

で、地名とバス停だけ残り、その付近を
いくら探しても、お寺は見つかりません。

貞照寺が立派なお寺だったので、
引越し先もそのつもりでいたら、
通り過ぎてしまいました。

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17時30分頃自宅着(7時間30分)
走行距離70km
走行時間3時間58分
平均速度17.7km
周ったお寺 6箇寺